2020-03-14

コロナ以上の脅威

新型コロナとの戦いは、中国が監視とデータ収集の力を総動員するのに絶好の口実となった。問題はその後だ。伝染病が治まったとき、中国政府は新たに得た力を引っ込めるだろうか。歴史の教訓は明らかだ。どんな政府もいったん権力の拡大を認めたら、押し戻すのは不可能に近い。
Coronavirus vs. the Mass Surveillance State: Which Poses the Greater Threat? – The Future of Freedom Foundation

米政府は国民の健康を守るために、人をその意志に反して監禁することが認められるか。認められる。ただし憲法は法の適正な手続を求めている。つまり政府は、監禁されるあらゆる人のために裁判を開き、本人が感染し、他人への感染が差し迫っている証拠を示さなければならない。
Can the American government forcibly quarantine to protect the public from the coronavirus? - Washington Times

イタリアの医療は税金で賄われ無料だが、大病院だと診察までに数カ月も待たされ、病院数は減少を続けている。一方、韓国の医療は世界有数の自由市場だ。私立病院が急増し、1000人あたりベッド数は10とOECD平均の2倍以上。イタリアの3倍近い。医療価格は米国より30〜85%安い。
Markets vs. Socialism: Why South Korean Healthcare Is Outperforming Italy with COVID-19 | Mises Wire

カナダの医療はすべて税金で賄われ、患者の自己負担が一切ない。その代わり、治療を受けるのに時間がかかる。ローラという白血病の少女は、骨髄を提供するドナーが多く見つかったのに、病院から移植手術は1カ月に5件しかできないと言われた。ローラは待っているうちに死んだ。
Socialism Always Fails | Mises Wire

0 件のコメント:

コメントを投稿