2018-12-07

鉤十字と槌と鎌

多様性の強制
文化マルクス主義はどんな意見も認める思想ではなく、人々の意見を監視する思想である。重要なのは「文化的な豊かさ」が人々自身によって自由に選ばれたものか、それとも少数の文化的一派やメディア、政府と関係を強める経済エリートらによって押しつけられたものかどうかだ。
Yes, PC is Real. Yes, it is Illiberal | Mises Wire

文化マルクス主義の戦略
文化マルクス主義は実体のない陰謀論ではない。社会主義者ラクラウとムフは1980年代、民族・人種・性における少数派を社会主義運動に組み入れる戦略を訴えた。お得意の搾取論で、女性は男性に搾取され、同性愛者は異性愛者に搾取され、若者は老人に搾取され……というわけだ。
Why Marxism Shifted from Economics to Culture | Mises Wire

鉤十字と槌と鎌
鉤十字を見ると、人々はナチスドイツの悪を思い出し、嫌悪感を抱く。欧州の多くの国では鉤十字の表示は犯罪ですらある。ところが共産主義はホロコーストと同じく多数の命を奪ったにもかかわらず、象徴である槌と鎌のマークは禁じられていないどころか、マルクスの像まである。
Why the Hammer and Sickle Should Be Treated Like the Swastika - Foundation for Economic Education

慈善の強制
政府の社会保障とは、自由な社会とは正反対の、強制に基づく仕組みである。それは慈善の強制という発想に基づく。政府がある人の金を力づくで取り上げ、他の人に与える。マルクス主義の「各人からはその能力に応じて、各人にはその必要に応じて」という発想がその根底にある。
Few Dare Call it Socialism: Social Security and Medicare | Mises Wire

0 件のコメント:

コメントを投稿