2018-12-06

アイスクリームの資本主義

アイスクリームの資本主義
わずか350年前、アイスクリームを味わえるのは王侯貴族だけだった。科学技術の発達で誰もが口にできるように。ガラスの容器を不潔な布で拭くのをやめ、コーンに。贅沢品が日常食に変わる進歩は、ほとんどの食品に共通する。残り物を捨てないのも冷蔵庫があるからできること。
From palace to parlour, the story of ice cream is the story of capitalism - CapX

贅沢は敵か
貧しい人がいるのに、ペットにハロウィンの服を着せるのは許されない贅沢か。そのお金を政府が再分配すべきか。そのためには政府は誰が贅沢品を買ったか把握し、所得のどれだけを誰に再分配するか決めなければならない。得をする人、損をする人が生じ、官僚だけが確実に潤う。
It's OK To Buy Your Pet a Halloween Costume (and Other Luxuries) | Mises Wire

ハロウィンとグローバル経済
ハロウィンの衣装が劇的に見栄えよくなったのは、分業がグローバルに広がったからだ。才能ある中国の人々が自分で縫うのでなく、会社を興してデザインし、アフガニスタンで大量生産している。分業拡大のおかげでブラック企業労働者が起業家となり、すべての人が恩恵を受ける。
Why Halloween Costumes Used to Be Terrible - Foundation for Economic Education

不合理だって構わない
経済にとって重要なのは、個人の意思決定の過程やその背後にある動機、能力ではなく、利潤である。利潤を生み出すのは競争に優れた者であり、最も知的な者でも、最も合理的な者でもない。知性や個人の合理性はどうでもいい。無知な者しかいない社会でも利潤は存在するだろう。
The Problem with Prescriptive "Rationality" in Economics | Mises Wire

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