2018-09-16

都市は環境にやさしい

海ガメを救うには
海のプラスチック廃棄物の大半は日米など先進国ではなく、中国やインドネシアといった中進国から出る。プラ製品を大量に消費し、ゴミ収集のインフラがなく川に流してしまう。先進国で海ガメが本当に心配なら、プラ製ストロー禁止ではなく、動物保護団体に寄付したほうがいい。
Debunking the (Plastic) Straw Man Arguments | Competitive Enterprise Institute

都市は環境にやさしい
人口が集中する都市は環境にやさしい。1人当たり電力使用量は田舎より少なく、居住空間がコンパクトなおかげで自然を保全しやすい。不動産の価値が高いため、空間が無駄なく利用される。道路が混雑するので自家用車より公共交通機関が愛用され、二酸化炭素の放出量が少ない。
Cities are central to human flourishing - CapX

人が住めない環境都市
米国サンフランシスコの異常な住宅価格高騰の原因は政治である。湾岸地域には十分な土地があるのに、市当局は反成長政策を採り、建築を厳しく規制している。1970年代に成立したカリフォルニア環境政策法など厳格な州の環境規制とあいまって、新規の建築はほぼ不可能である。
How Liberal Housing Policies Made San Francisco Unaffordable for All but the Rich

環境を守る財産権
ノーベル賞経済学者オストロムらの研究によれば、1920年まで米メーン州沿岸のロブスター漁場は非公式に分割され、漁師の財産権が認められていた。漁場に立ち入る権限や漁のやり方は、財産権を持つ漁師たちによって決定された。おかげで他地域のような乱獲を防ぐことができた。
Preserve Our Fisheries by Expanding Private Property Rights | Mises Wire

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