2024-07-22

行政府の魔の手

米大統領は行政府というタコの上に座っており、そのタコは米国人の生活の隅々にまで巻き付いている。目的を達するために、国税庁は8万7000人の税務署員(キリストがしばしば罪人として言及した職業)を雇い、国の経済活動を規制している。ちなみにこの数は、米陸軍の年間募集総数よりも数万人多い。
Why the Cult of the Presidency Must End [LINK]
かりに有用な経済モデルが構築され、そこから有益な政策結論が導き出されたとしても、政治家と役人がそのとおり実行すると考えるのは、あまりに非現実的で滑稽だ。連中は選挙で当選したり公職に任命されたりする方法を知っているだけで、それ以外のことはほとんど知らない。
Optimality Is the Mainstream Economist's Holy Grail [LINK]

『1984年』の著者オーウェルは、左翼対右翼という二分法はもはや現代世界では通用しないと指摘し、こう述べた。「真の分断は、保守派と革命派の間ではなく、権威主義者と自由主義者の間にある」
Is Individualism vs. Collectivism the New Left vs. Right? [LINK]

米国人が持つお金の量が増えたからといって、裕福になったとは限らない。 たしかに需要は大きく伸びているが、それは米国人の実質的な富の増加ではなく、空前の金融緩和のおかげで、手にできるお金の量が増えたことを表しているのだ。
How Money Printing Made Supply Chain Disruptions Even Worse [LINK]

石炭は英国での生産が1913年にピークを迎え、その後主要エネルギー源として石油やガスに追い抜かれたため、生産量は150分の1に減った。石油やガスよりも温暖化ガスの排出量がはるかに多いため、エネルギー生産量に比して排出量が減少した。経済成長を続けながら、同時に大気質も改善してきたのである。
Does Economic Growth Increase Air Pollution? - FEE [LINK]

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