2020-06-04

都市封鎖と暴動

米国で都市封鎖が暴動をもたらした3つの要因。(1)在宅・休業命令によって3000万人を超す大恐慌以来の大量失業を招いた(2)学校、教会、カフェ、バー、図書館、理髪店など市民交流の場を破壊した(3)都市封鎖に違反するささいな行為が犯罪とみなされ警察と市民の対立が強まった。
Three Ways Lockdowns Paved the Way for These Riots | Mises Wire

黒人暴行死を契機とした暴動では、警官は暴徒の数を大きく上回っていても、市民を暴行や略奪から守らなかった。市民と政府は「社会契約」を結んでいると言われるが、実際には一方通行だ。市民は警察の「サービス」に税金を払うが、警察が見返りをくれるかどうかはわからない。
Minneapolis Riots Are a Reminder That Police Don't Protect You or Your Property | Mises Wire

米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は都市封鎖の緩和に反対していたが、その主張を放棄した。CNBCのインタビューに答え、このまま封鎖を続けると、「取り返しのつかない損害」をもたらすと認めた。彼のような官僚には、富が健康のカギだと理解できない。
The Cost of Lockdowns in Human Health and Human Lives Is Becoming Increasingly Clear | Mises Institute

米国で州や都市が経済封鎖の解除を迫られる理由。(1)失業。多くの州で失業率が過去最高に。石油・ガス産業は市況悪化で深刻(2)税収。多くの州や町で税収が20%以上減。年金財源の不足も(3)学校。秋学期まで休校が続くと、共働き家庭中心に保育所などの出費。税金と二重の負担。
3 reasons states will reopen regardless of what Trump says | TheHill

0 件のコメント:

コメントを投稿