2020-04-11

命と金

コロナ危機に関し経済の話をすると、命より金が大事なのかと非難される。しかし経済は高い割合で命を救う。経済の繁栄によって、飢餓、負傷、病気、貧困に苦しむ世界の人々を助けることができる。経済が崩壊すれば、コロナの犠牲者を大きく上回る数の人々が命を落とすだろう。
Life and Health Are at Stake as the Economy Grinds to a Halt | Mises Wire

感染症対応は戦争ではない。そのような考えは誤った対応につながる。ウイルスは政治的な勝利や政策の変更を求めない。ウイルスに打ち勝つとは、医師や科学者の工夫でできるだけ多くの人命を救うこと。正しい対策とは、病気にかかりやすい弱い人を守ること。戦争とは全然違う。
A Pandemic Is Not a War | The American Conservative

コロナ対策で韓国、日本、台湾、香港などアジアの一部は欧米と異なり、全面的な都市封鎖を行なっていない。大規模感染を免れ、感染者・死亡者はこれまで少数にとどまる。同時に社会・経済活動はほぼ妨げられず継続している。こうしたなか、中国の勝利宣言は疑問視されている。
While the West Panicked, Some Asian Regimes Took a Different Path | Mises Wire

政府によって値段を抑えられたガソリンを買うために人々がガソリンスタンドで長蛇の列をなしたら、どんなコストを払うだろう。代金だけではなく、機会費用(並んで待たなければ他の行動から得られたはずの利益)も払わなければならない。事前に品切れを調べるコストもかかる。
The Real Cost of Anti-Price-Gouging Laws | Mises Wire

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