2020-04-20

経済封鎖と税収

米国で州や市が強制した経済封鎖のおかげで、州・市の税収は急減している。これは知事や市長に圧力となり、封鎖を緩める方向に働くだろう。税収が回復しなければ、職員は解雇され、予算は大幅カットを余儀なくされる。政治家は耐えきれず、経済正常化のきっかけになるだろう。
Thanks to Lockdowns, State and Local Tax Revenues Are Plummeting | Mises Wire

米国で都市封鎖の解除を巡り、連邦政府の権限を制限する合衆国憲法修正第10条がにわかに注目されている。同条を守れば、連邦政府は麻薬撲滅戦争、福祉政策、公有地管理、移民管理、農家支援、食品安全規制、雇用規制、環境規制のどれもできなくなる。それらは州でやればよい。
In Bid to Extend Lockdowns, Leftist Governors Embrace "States' Rights" | Mises Wire

中央銀行がなければ、金融市場は十全に機能する。短期金利が年率15〜20%に上昇すれば、不要不急の借金は減り、真に必要な企業にお金が回る。一方、現金の余っている人は預金する意欲が高まり、貸出に回すお金がさらに増える。中央銀行が金利上昇を妨げると、こうはならない。
What If the Fed Did Nothing? | Mises Wire

もし中央銀行がなければ、世界は急激なデフレに見舞われるだろう。金融機関の多くが損失を被るのはもちろん、株式、不動産など何十年もテコ入れされてきた資産の価格が下落するだろう。その結果、多くの人が資産を買いやすくなり、グローバル経済の構造変化につながるだろう。
Central Banks around the World Embrace Unprecedented "Quantitative Easing" | Mises Wire

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