2020-01-04

ゴールデンライスの受難

遺伝子組換技術で生まれた、ビタミンAを多量に含む稲、ゴールデンライス。途上国の子供の命と視力を救うと期待されるが、遺伝子組換作物への反対運動と規制で普及遅れる。2017年、ノーベル賞受賞者らが環境団体グリーンピースと国連に対し、反対運動と規制をやめるよう要求。
GM Crops Like Golden Rice Will Save the Lives of Hundreds of Thousands of Children - Quillette

近年、世界で生物多様性が向上した地域の分布を見ると、大半が経済的に豊かな地域だ。これは環境クズネッツ曲線と一致している。人々が豊かになるにつれ、土地などの資源を使う量が減り始め、環境破壊が減るという仮説だ。豊かになれば、環境規制のコストを負う余裕もできる。
Biodiversity and Prosperity Go Together – AIER

あなたが選挙で富の再分配、福祉給付の増額、医療や教育の補助拡大を支持したら、自分は寛大だと言うだろう。でも本当は違う。単に自分が支持する政策のために、他人に金を払わせているだけだ。それは寛大ではなく、統制だ。多くの政策を求めるほど、統制を強めることになる。
Give, Don’t Govern – Reason.com

所得格差が叫ばれるのと裏腹に、人々の生活水準は向上している。ギャップの理由はいくつかある。所得調査からは新製品の普及をつかめない。製品の品質向上がわからない。ウォルマートのような新手の安売り店の利用を見逃す。割安な代替品に乗り換える消費者行動をつかめない。
Prosperity and income aren't the same thing - CapX

0 件のコメント:

コメントを投稿