2019-02-15

がんばれグローバル

変はれない理由
数量増加のためではなく、さらなる高付加価値化に向けた投資が必要と筆者。そのとほりだとは思ひますが、国の生産抑制事業制度が発動されることに期待するやうな業界では、無理でせう。といふより、国がそのやうな介入をするから、業界はいつまでも変はらないし、変はれないのです。
卵の価格下落がこのままでは「底なし」になりかねない理由

がんばれグローバル
まさに機を見るに敏。それにしても思ふのは、グローバルなビジネスの世界に「がんばれ日本」「オールジャパン」的なナショナリズムを持ち込む政府やメディアの的外れ。この化粧品会社、資本は中国でも製造は日本で、日本ブランドをアピール。「がんばれ世界」「オールワールド」ではなぜいけない?
「中国資本の日本ブランド」化粧品が続々誕生する理由

商業といふ悪事
野球部員の参加した学校のダンス発表会が500円の入場料だったことで、高野連が「商業的利用にあたる」と問題視。それなら川淵さんの指摘するやうに、甲子園も入場無料にすべきですし、もっと言へば、商業がそんなに悪いことなら、商業高校は廃止するべきでせう。いじめられてゐるのはくしくも商業高校。
川淵三郎氏が高野連に激怒「頭の中身は明治時代」

揺らぐ幻想
日本統計学会は声明で「公的統計の信頼性に深刻な打撃を与えた」と厚労省を批判し、再発防止策を求めたとか。揺らいでゐるのは公的統計の信頼性ではなく、政府の統計が中立だといふ幻想でしょう。政府とは政治であり、政治的な利益のために動くものです。ビッグデータ時代の今、統計を政府が作る必要はありません。
統計の第三者調査、厚労省の次官級も同席 中立性に疑い

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