2019-02-27

都会を目指さう

都会を目指さう
LGBTに限らず、人間の多様な生き方に対して寛容なのは、田舎ではなく、都会です。最近の地方創生論は地方の良いところばかり強調し、影の部分を語りません。新潟出身の作家、坂口安吾は、田舎には文化がないとまで言い切っています。いろいろな事情で地元を離れるのが難しい場合もあるかもしれませんが、生きづらい人は、物事が政治で決まる地方でなく、市場経済が自由な生き方を可能にする都会を目指してほしい。
解決せぬ差別に失望 性同一性障害を持つ上田さん「時代はむしろ後退」

温暖化以外のリスク
企業が将来のリスクに備えるのは良いことです。けれどもそれは政府やその集まりである国連から一方的に押し付けられるシナリオに沿ったものであってはいけません。科学的根拠のあやふやな地球温暖化よりも、むしろ地球寒冷化のリスクが高いとも言はれてゐます。石化燃料が再びブームとなり、増産が追いつかないリスクも検証しておいてはいかがでせう。
サステナビリティの新顔「TCFD」、日本企業の賛同広がる理由

税が強ひる努力
最近の第3のビール、うまいですね。メーカーの涙ぐましい努力には拍手を送ります。けれどももし、ビールの税金がこれほど高くなければ、その努力と時間をさらに有効に使へたことでせう。政府は日頃、日本文化を守れと声高に言ひますが、その一方で、税によって豊かな酒文化を破壊してゐます。
第3のビール、競争過熱 消費税増税後の需要狙う

慣習の背景
新卒一括採用といふ慣習の背後にあるのは、中途採用があくまで例外でしかないといふ現実。そのさらに背後にあるのは、解雇が事実上不可能で、きはめて硬直した労働市場。学生たちは企業側だけではなく、労組側にも発想転換を訴えるべきでせう。
「新卒一括採用 見直して」学生が企業に要望

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