2018-12-02

シリコンバレーの変容

顧客満足より政治癒着
政府が経済に介入する国で企業の成功にとって一番重要なのは、顧客を最善かつ最安価な方法で満足させることではない。国を支配する政治勢力と「良好な関係」を築き、介入が事業に利益をもたらすようにすることだ。企業トップには官僚や政治家との付き合いのうまい人物が就く。
The Myth of the Failure of Capitalism | Mises Institute

シリコンバレーの変容
大手テック企業が政府から享受する特権は現実に存在し、その特権は自由な市場経済から生まれたものではない。フェイスブックと政府系シンクタンク大西洋評議会との連携や、テック企業と軍産複合体との友好関係は、シリコンバレーが自由な市場経済から遠ざかったことを物語る。
How to Solve the Social Media De-Platforming Problem | Mises Wire

アマゾンを誘致する理由
アマゾンを政治家が誘致するのは、地元企業が成長する環境を整えるより大企業の求めに応じるほうが重要だという考えに基づく。よその知事や市長に自慢できるし、大物ぶれる。マスコミに取り上げられ、票にもつながるかもしれない。多くの雇用や税収を創出したとも言いやすい。
Why Politicians Love the Amazon Deal | Mises Wire

データプライバシーを守るには
ネット企業はデータ収集で利用者にお好みの商品を勧めてくれる。データ取得は利用者の同意に基づく。責任は企業側だけでなく利用者にもある。プライバシーを守りたければ、ネット企業を批判する前に、やみくもに承認ボタンを押さないこと。解決策は規制ではなく消費者教育だ。
Why Data Privacy Is a Controversy That Shouldn’t Exist - Foundation for Economic Education

0 件のコメント:

コメントを投稿