2018-12-15

号令がもたらした混乱

低金利頼みのツケ
高成長なら歳出抑制を一切しなくても財政健全化が順調に進む、と内閣府の試算。でも記事にあるように、高成長なら日銀は緩和縮小という出口を探り、長期金利はおのずと上がるはず。そのショックに経済は耐えられるのでしょうか。目先の景気を最優先する低金利政策のツケを払うときが近づいています。
危うい発射台(下)債務残高GDP比が急低下? 超低金利頼み、失敗続き

一番得をしたのは政府?
仮想通貨取引で年20万円以上の利益を上げるとその最大55%が課税されます。株や外国為替証拠金(FX)は損失を向こう3年の利益と相殺して税金を減らせますが、不公平なことに仮想通貨にこの仕組みはないそうです。ビットコインバブルで一番得をしたのは政府かもしれません。
ビットコインバブル(5)得したのは誰だ

号令がもたらした混乱
気象庁などが「早めの帰宅」を促した結果、主要駅には家路を急ぐ会社員らが殺到。夜まで帰らず待っていれば混乱は避けられたのに。官庁やその意を受けた企業が一斉に帰宅を促すことのデメリットが浮き彫りに。こういう仕事、人工知能(AI)に任せたほうがうまくいくのでは? お役所の号令に従う時代ではないでしょう。
早めの帰宅 混乱拍車? 大雪で呼びかけ 駅に殺到、行列100メートル

信頼できないのはビットコインだけ?
仮想通貨には「信頼できる機関が必要だ」とスウェーデン中央銀行副総裁。通貨の発行量を過大でも過小でもなく適切に管理することが重要と。でもバブルの歴史を振り返れば、発行量を適切に管理できないのは中央銀行が管理する法定通貨も同じでは?
ビットコイン、値上がり期待に警鐘 ダボス会議で議論

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