Abigail R. Hall Blanco, Make No Mistake: Fidel Castro Was a Horrible Person(間違いなく、カストロはひどい人間だった)より抜粋。
カストロは政権初期の十年、さまざまな「進歩的」(progressive)改革を行った。支持者によれば、国民の読み書き能力を高め、平等を実現しようとしたという。映画監督マイケル・ムーアは愚かにも、キューバの医療制度を映画「シッコ」でほめ称えた。
カストロ支持者が無視しがちなのは、カストロ政権が行った数々の人権侵害(human rights abuses)である。元政府関係者の集団処刑、同性愛者の強制収容、大規模な国民監視はごく一例にすぎない。
1952年5月から今までにキューバ政府によって殺害されたのは推定1万723人。これらの殺害(killings)に加え、およそ7万8000人が国外逃亡を図った際に死亡したとみられる。
現在キューバ人はちょっとした医療措置を受ける際にも、「献血」を求められる。メディアは年中キャンペーンを張り、「命を救う」ため献血を促す。実際には、キューバ政府は血液製剤(blood products)を輸出し続けてきた。
カストロは一人の老人として安らかに死んだ。カストロ政権の暴力によって非業の死を遂げた多数のキューバ人(Cubans)は、そうではない。
お久しぶりです。
返信削除今回はすこし陳腐、月並みにみえます。たまにはかういふブログもご覧ください。
またお会ひしませう。
http://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru
渡邉さん、こちらこそお久しぶりです。
返信削除たまたまですが、藤永茂さんのその記事、ちらつと見ました。
私の印象では、藤永さんのようなカストロ礼賛こそ月並みな反応のやうに思ふのですが……
ご返事ありがたうございます。
返信削除先日、どういふ経緯だつたかわすれましたが、アニメ『この世界の片隅に』をみにいき、いたく衝撃を受けました。
劇場でもとめたパンフに載つてゐる原作者こうの史代さん(四十八歳とのこと)の書かれた「すずさんからの手紙」は歴史的かなづひで記されてをり、新鮮な驚きがありましたよ。
ではまた。
『この世界の片隅に』は見に行きたいと思つてゐましたが、そうなのですね。
返信削除情報ありがたうございます。
こうの史代のマンガは、以前ブログで触れたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/KnightLiberty/20110806/p1