2016-06-29

最低賃金上げの害悪

最低賃金の引き上げは未熟練労働者(least-skilled members)に失業をもたらす。賃金が高くなると、生産コストが高くなる。すると物価が高くなる。すると商品・サービスへの需要が小さくなり、その生産に必要な労働者の数が少なくなる。
https://mises.org/library/how-minimum-wage-laws-increase-poverty

最低賃金法とは、失業の強制(compulsory unemployment)である。時給Xドル未満で人を雇う者はすべて法律違反となり、犯罪者となる。
https://mises.org/library/crippling-nature-minimum-wage-laws

最低賃金を引き上げれば、最低賃金を受け取る者はより多くの収入を得る。これは見えるものである。見えない(unseen)ものは、もし最低賃金を引き上げなければ職を得ていたであろう、市民の数である。
https://mises.org/library/unseen-costs-minimum-wage

最低賃金を引き上げれば、企業は解雇する従業員より多くの人を雇わないだろう。たとえば映画館は案内係(ushers)をほとんど雇わなくなった。多くの企業は自動化を進めているが、少なくともその一因は最低賃金の引き上げである。
https://mises.org/library/yes-minimum-wages-still-increase-unemployment

統計によれば、最低賃金法への批判は正しい。最低賃金のせいで全国失業率が天文学的水準に上昇しないのは本当だが、若年層や人種的マイノリティ(ethnic minorities)には深刻な影響を及ぼす。https://mises.org/library/mythology-minimum-wage

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